キューピーのたらたら日記

日々、老後を楽しんで過ごしています。

ブラッド・ダイヤモンド

良い映画は観終わった後に、長い旅行から帰ってきたような気分にさせてくれる。


1999年、アフリカ・シエラレオネ、政府軍と革命統一戦線(RUF)との内戦が激化していた。

妻と3人の子供を養っていた漁師:ソロモンは村をRUFに襲撃され、家族は離れ離れに。

自身はダイヤの採掘場で強制労働をさせられる。


一方、ダイヤ密売人:アーチャー(レオナルド・デカプリオ)は

密売現場を押さえられ投獄される。

そして、留置所で100カラットのブラッドダイヤモンドを発見したソロモンを知る。



シエラレオネで採れたダイヤは密売され隣国リベリアからヨーロッパへ、

そして、インドの加工工場に移された時には、

どこで採れたダイヤかは問われなくなる。

この一連の密輸シシテムを牛耳っている黒幕がロンドンのバン・デ・カープ氏。

映画は黒幕の仕業を暴くところまでを描いている。



アフリカの人権問題は新たな資源が発見されるたびに取り上げられてきた。

象牙、ゴム、金、石油、そしてダイヤモンド。

2003年にキンバリー・プロセス(紛争ダイヤの売買を禁止知る措置)が制定されたが、

人口問題、民族紛争、内戦、飢餓、貧困、ジェンダー問題、多産多死、

エイズ感染症対策、少年兵等アフリカの抱える問題はあまりに大きくて根深い。

TIA(This Is Africa.)の一言で片付ける時代がいつまでも続かないことを神に祈るしかないのか。


女性の皆さん、あなたのダイヤを買ったお金が、アフリカで武器を買うお金になっていたとして、

着飾ることをやめることができますか?