
キューピーが思うに、映画や小説というのは、
芸術性と、エンターテインメント性と、背景にある作家なり監督なりの思想の
3つの要素が兼ねあってこそ名作といえるんじゃないの?
TSUTAYAでレンタルしたんだけど、DVDに解説が挟まっていて、その中で、
自・殺未遂したセシリアに精神科医が、
「まだ、人生の苦しみも知らないのに。」とたずね、
「先生は13才の少女になったことはないでしょう?」
と答えるシーンを取り上げ、
13才の少女を生々しく憶えている、これがデビュー作となる
ソフィア・コッポラだからこそ映像化できた作品だ、
と讃えているが滑稽だ。
この映画には、思春期の少女の持つ感性、不安、ときめき、倦怠感、
憧憬、反抗心、希望、失望感、いずれも確と描写されず、
ただ原作のあらすじを早足でなぞっただけの作品になっているのだ。
そこには思想も芸術性もエンターテインメント性もなく、
ただ可愛娘ちゃんが5人も出てるというだけの映画になり下がっている。
♪命短し、恋せよ乙女、朱き唇褪せぬ間に…♪
の唄(ゴンドラの唄)の言いたいことを一言で言い表すことわざが
フィリピンにはあるそうだ。
「だから、飲みに来てよね。」
と片町のちひろちゃん(仮名)は僕を誘うのだ。
タガログ語で何と言うのか、今度会ったときに聞いておこう。