キューピーのたらたら日記

日々、老後を楽しんで過ごしています。

『私にとって神とは』 遠藤周作


時代を感じさせる文章だった。

優れた小説というのは時代を越えて残ってゆくが、

たいていのエッセイは時とともに色褪せてゆく。


どうやら遠藤周作が活躍していた時代は、

自分が俗物であることを誇張して表現することを

良しとする風潮があったようだ。

本書を読んでいると親父の体臭がしてきそうで、

時々不快ですらあった。


キリスト教という僕と遠藤周作の関心事の

最大公約数を題材にしながら

共鳴させられるところがすくなくてがっかりした。



僕はキリスト教に夢を見ているんだろうか、


とも思った。