キューピーのたらたら日記

自由気ままな隠居生活を満喫しています。

『夜のくもざる』 村上春樹


本書には村上春樹の37編の超短編小説と

それぞれに安西水丸の素敵なイラストが収録されている。

いずれも面白い作品で、僕は十分楽しませてもらった。


春樹氏は、このような小説は僕はいくらでも書ける

と言っている一方、エッセイなどでは、

自分にはたいした才能もないと書いている。


が、どうして、とめどなく溢れ出る素敵な感性の言葉の泉と、

それを統御する優れた知性を

兼ね備えていることこそが才能じゃないですか。


さらにすごいところは、

常にそれまでの自分の殻を破って脱皮を繰り返し、

作品を出す毎により大きな自分を獲得しているということにある。


分野を問わず、並の人間にできることじゃないです。