
今夜はサンドイッチを作った。
食卓にお皿を並べていると、
母が
「どうやって食べたらいいの?」
と聞くので
「自分の好きなように食べてください」
と言ったら
母はサンドイッチを解体して
お箸で具をつまんで不味そうに食べ、
パンをみんな残して
ごちそうさましてしまった。
せっかく作ったサンドイッチが歓迎されなかったので
僕は悲しかった。
でも、
母は
ホントにサンドイッチの食べ方がわからなかったのだ。
「こうやって食べるんだよ」
と親切に教えてあげればよかった
と
深く深く反省した。
反省しながらTVを見ていると
NHKがギャンブル依存症を取り上げていた。
ギャンブル依存症の息子が多額の借金をして、
母親のもとにもヤミ金から脅しの電話がかかってくるようになり、
当の息子とは連絡がとれなくなって
心配した母親が息子のアパートを訪ねるというものだった。
昔のうちとにていたので
僕も母も息を止めてTVの画面に食い入った。
20代で統合失調症を発病した僕は
何度も自殺未遂を繰り返し、
勤めていた会社は無断欠勤を続け、
たぶん社長が母に連絡したのだろう、
東京の僕のアパートに母が来た。
東京に向かう新幹線の中で、
母はどんなに心配し、
どれほど情けなかったことだろうか。
あの頃のことを思い出すと、
母にはどれだけ恩返ししても足りないと思う。
ほんと、そうなんだ。
だから、
明日からも頑張るぞ!!!