キューピーのたらたら日記

日々、老後を楽しんで過ごしています。

バンク・ジョブ


時は1971年、場所はロンドン・ベイカーストリート。

国史上最大の銀行強盗事件が報道されたが、しばらくして

マスコミも警察も何も発表しなくなった。


事の発端は、おてんばマーガレット王女。

友人達を引き連れ南の島へ行ってトップレスで海水浴。

その後、コテージに場所を替え、なまめかしく乱・交プレイ。

一部始終をカメラに収めていた人物がいたのも知らずに。

で、その国家機密=王女の破廉恥写真が

麻薬売人兼ポン引き:マイケルXの手に渡って庶民は大メーワク。

だって、家賃を払ってくれという大家さんに首輪をはめて引きずり回すし、

麻薬取引で得た金で文化人を集めてパーティ三昧。

毎日がやりたい放題で、黒人活動家気取り。

被害者の大家さんが裁判で訴えても無罪放免。

こんなこと、いつまでも許しちゃいかんと

情報部:MI-5がマイケルXの切り札を取り上げる作戦を立てた。

それは、街の小悪党に銀行強盗をさせて、

貸金庫にしまってあるマイケルXの国家機密写真をどさくさに紛れて横取りしようというもの。

その後、銀行強盗たちが捕まろうが逃亡しようがMI-5はあずかり知らぬという段取り。

そこで出ました、我らがハゲ男のヒーロー:テリー・レザー(Jason Statham)。

テリーは仲間を集め易々とお宝をGETするのでしたが…。


話はここから面白くなる。

お宝の中には、ポルノの帝王ヴォーゲルが警官に渡した賄賂の帳簿や、

政府高官が出入りする娼館で撮られたSMプレイに興じる国会議員の写真等も含まれていた。

嗚呼、SEXが開放されていればこんな大事にもならなかったのかも知れないのに、

哀れテリー一味はMI-5に加え、悪徳警官たちからも、政府からも狙われる羽目に。



"バンク・ジョブ"という皮肉なタイトルがいいですね。

銀行員は清潔な職業かと思っていましたが、

こうした角度から眺めてみると、結構卑しい職業なのですね。


貸金庫の番人がミック・ジャガーによく似た俳優さんだなあ~と思っていたら、

本人さんでした。


この映画、人名は仮名にしてあるけど、実話だっていうんですから世間は面白いね。

マーガレット王女の猥・褻写真は2054年まで英国国立公文書館で機密扱いなんだとか…。

まったく人騒がせなお姫様。