キューピーのたらたら日記

日々、老後を楽しんで過ごしています。

『蛇にピアス』 金原ひとみ


多分、今の若い子には読みやすいのであろう、

文学的修飾語の少ない携帯小説のような文体で、

淡々と肉体改造やサドマゾの話が展開していく。

主人公ルイの恋が切ない。

僕は、ルイがさまざまな体験を通して、

人間らしい健康的な生活を取り戻してくれることを

願っていたが、

物語の結末は、それとは真逆な方向に振れてしまった。

それだけに、とても衝撃的だった。

自分の知らない世界とは、そういうことか。

もっと、金原ひとみの小説を読んでみたい、

と思った。