
2002年のラトルのベルリンフィル首席指揮者
就任披露演奏会ライブ。
なんとなくベルリンフィルの職人たちが
勝手知ったる曲を
「わたしらであんじょうやっときますさかい」
と言ってるような気もする。
指揮者もオーケストラも超々一流だから
まったく非の打ちどころのない完璧な演奏だが、
やっぱり僕は指揮者とオーケストラの濃密な関係が
えぐり出す人間とこの世界の奥底を覗いてみたい。
第4楽章はマーラーの妻が
「私へのラブソング」
と言っていた曲で
こんな曲にこそラトルらしさが発揮されるのでは?
と期待したが空振りだった。
ラトルはバーミンガム市交響楽団を去る際に、
お別れコンサートで同じマーラーの5番を指揮していたようで
むしろそちらを聴いてみたい気がする。